ID による指定
Hexabase は、アプリケーションやデータベース・フィールドなどをあらわす固有の ID を持っています。API を呼び出すとき、この ID で操作対象を指定します。ID は、管理画面で確認できます。
画面項目 ID(display_id)と内部 ID
IDには、次の2種類の値が設定されます。
- 内部ID:デフォルトで登録されているID。ワークスペースやアプリケーションごとにユニーク。アプリを複製すると、自動的に違う値になる。
- 画面項目ID:管理画面で任意に設定できるID。アプリを複製しても、共通の値になる。そのため、ワークスペースやアプリケーションごとに共通にできる
アプリケーションを開発環境から本番環境に移行したり、別のワークスペースにインポートするには、画面項目IDを登録しておく必要があります。
内部IDは、Hexabase が自動的に割り当てます。そのため、アプリを複製した場合、自動的に違う値になり、複製後に機能を呼び出せなくなります。画面項目IDは、開発者が登録したIDです。そのため、複製しても同一の値が保持されて、複製しても機能を呼出しできます。
※ API から呼び出す操作対象は、画面項目IDを設定してアクセスします。
※ アプリケーション名やデータベース名などで機能を指定していると、言語(ロケール)が切り替わった際に名前も切り替わりアクセスできなくなります。
画面項目ID(display_id) を管理画面で登録・確認する
※ 管理画面では、デフォルトで内部IDが表示されています。これを上書きすることで画面項目IDとして利用できます。
HexabaseのAPIは、RESTfulなAPIであるため、画面項目ID(display_id)は、英数字で記述します。
画面項目ID(display_id)は、HexabaseUI の管理画面で設定・確認できます。現状では、設定する場所が分散しているため、設計時に、どのような値を入力するかあらかじめ決めておくと、コードを書くときに楽になります。
※ 画面項目IDを設定するには、開発者向け機能を利用するをオンにしておく必要があります。
アプリケーショ ID の設定・確認
- 管理画面リファレンス - アプリケーション
- 設定箇所:アプリケーションの設定 > 基本設定
データベース(Datastore)ID の設定・確認
- 管理画面リファレンス - データベース
- 設定箇所:データベースの設定 > 基本設定
フィールドID(Field ID)の設定・確認
- 管理画面リファレンス - アイテム設定の変更
- 設定箇所:画面項目設定 > 基本設定
ステータスID の設定・確認
- 管理画面リファレンス - アイテム設定の変更
- 設定箇所:アイテム詳細画面 > ステータスを編集する > ステータス名を編集する
アクションID の設定・確認
- 管理画面リファレンス - アイテム設定の変更
- 設定箇所:アイテム詳細画面 > メニューの設定