ユーザーとグループ
Hexabase アプリケーションにアクセスする利用者の情報は、ユーザーとグループで管理できます。
Hexabase では、ユーザー・グループの設定に従って、API の戻り値が自動的にフィルタされます。
グループ
「グループ」は、ユーザーをまとめる機能です。
グループには、1つ以上の子グループを作成できるため、ツリー構造にできます。最上位にあるグループは、「ワークスペース」グループです。これは、各ワークスペースにひとつあります。
ユーザーは、1つ以上のグループに所属する必要があります。デフォルトでは最上位の「ワークスペース」グループ(TopGroup)に所属します。ユーザーは、複数のグループに所属することが可能です。
※Tips:グループ階層に制限はありませんが、複雑さの回避とパフォーマンス劣化の防止のため、3-5 階層程度のシンプルな構造にすることを強く勧めます。グループ階層を現実の組織に合わせるのではなく、利用者の役割とアプリケーションの機能に応じて、グループを設定すると良いでしょう。
ユーザーとグループの設定
「ユーザー」 「グループ」の設定は、管理画面の「ワークスペースの設定」ポップアップにあるグループ設定タブでおこないます。なお、グループに登録したユーザーを「メンバー」と呼びます。
API によるグループとユーザーの制御
API を利用してグループ作成やユーザー追加・ロール付与が可能です。たとえば『新しい取引先を作成する』といったケースで、一定の閲覧権限をもつユーザをシステムに参加させる場合に、新規グループを作成して、そのグループ配下にユーザを追加できます。
詳しくは、Hexabase API リファレンスを参照ください。
グループ一覧の取得
- GetGroup:グループ情報取得
- GetGroupTree:グループツリー情報取得
グループの登録、変更、削除
- CreateGroup:新規グループ作成
- CreateTopGroup:新規グループ作成(第 1 階層)
- UpdateGroup:グループ更新
- DeleteGroup:グループ削除
ユーザーの追加、削除
- AddUser:ユーザー追加
- RemoveUser:ユーザー削除