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アクセス権限の関連機能

Hexabaseは、複数のアクセス権限機能を持っています。

権限設定は階層構造になっておらず、個々の機能グループごとにアクセス権限が分かれています。

Hexabaseによるアプリケーション開発では、複数の権限を有効にする必要があります。

アクセス権限機能の種類​

ここでは、Hexabaseのアクセス権限機能について説明します。

ユーザー​

Hexabaseの利用者です。Hexabaseアプリケーションの利用場面に合わせて、次の種類があります。

  • ユーザー : 一般的な利用者です。
  • 限定ユーザー : 特定のワークスペースのみ限定して利用させたい利用者を登録する機能です。通常ユーザーとは異なり、限定ユーザーとして登録された利用者は、他のワークスペースに登録できません。
  • ユーザーコード : 単一のメールアドレスで複数のユーザーを登録するための機能です。メールアドレスに付与した任意のユーザーコードを使って利用者を識別します。共通のメールアドレスを家族で共有するといった利用方法を想定しています。

※詳細はユーザーとグループをご覧ください。

グループ​

  • ワークスペース内にあり、階層構造でユーザーを分類します。

  • グループロールを割り当てできます。

  • 権限アクセスキーを割り当てできます(グループキー)

  • グループ単位で、Hexabase UIへのアクセスを制御できます。 (グループの設定 > Hexabase UI アクセスを無効にする)

※詳細はユーザーとグループをご覧ください。

ロール​

  • アプリケーション(プロジェクト)内にあり、機能の利用を制御します。
  • ユーザーとグループに、ロールを付与できます。
  • デフォルトでAdminロールとMemberロールがあります。
  • 権限アクセスキーを割り当てできます(ロールキー)

※詳細はロールによる機能制御をご覧ください。

Adminロール​

アプリケーション開発担当者向けのロールです。

  • アプリケーションの追加と設定が可能です。
  • データベースの追加と設定が可能です。
  • データレポート・ダッシュボードの追加と設定が可能です。
  • アクションの追加と設定が可能です。

※ Adminロールは削除できません。

開発者向けの機能を利用​

Adminロールに加えて、本設定をオンにすることで開発者向けの機能を利用できます。

  • 管理画面に画面項目ID(Display ID)を表示します。
  • アプリケーションに設定ボタンなどが表示され、設定変更が可能になります。
  • 本設定は、ユーザープロファイル設定 > 個人設定で設定します。

※詳細は開発者向け機能を有効にするをご覧ください。

アクセスキー​

  • Hexabaseに登録されたデータの閲覧を制御するための機能です。
  • ユーザキー：各ユーザーがただ一つだけ持ちます。
  • グループキー：ログインユーザーが所属するグループ配下すべてのキーを持ちます。 - ロールキー：ログインユーザーがもつロールのキーすべてを持ちます。継承されたロールも含みます。

※詳細はアクセスキーによるアイテムの閲覧権限をご覧ください。

ワークスペース管理者​

  • ワークスペース設定を呼び出しできます。

  • ワークスペース設定 > ワークスペース管理者 で、別のユーザーが設定します。

    • ユーザーの追加・削除
    • パスワードのリセット
    • 開発者向けの機能の利用オン
    • アプリケーションの追加

※詳細は管理画面リファレンス > ワークスペースをご覧ください。

グループ管理者​

グループ管理者は、ワークスペースの設定でグループ設定のみが可能な権限です。

※詳細は管理画面リファレンス > ワークスペースをご覧ください。

※グループ管理者を利用するには、サービス提供者で設定が必要です。

管理画面の利用制限​

Hexabase UI アクセスを無効にする​

子グループごとに、所属するユーザーが Hexabase UI (管理画面／管理コンソール)へアクセスできなくなります。

※詳細は管理画面リファレンス > グループをご覧ください。

リダイレクト設定​

Hexabase UIアクセスを無効にしたユーザーに対して、リダイレクトを設定できます。

※詳細は管理画面リファレンス > ワークスペースをご覧ください。

その他​

Hexabaseサービス運用会社で設定が必要な機能

  • ワークスペースの追加権限
  • CSVアップロードの利用可否
  • テンプレートの公開設定
  • 公開URLリスト
  • IP制限 など

アクセス権限機能の使い分け例​

アプリケーションの開発と運用​

役割Adminロール+開発者向けの機能を利用ワークスペース管理者用途
アプリケーション開発◎×アプリケーションの機能追加 など
アプリケーション運用×◎ユーザーの追加、データのメンテナンス など
開発管理◎◎

管理者​

  • ワークスペース管理者 :　ワークスペース全体を管理する
  • グループ管理者 : ワークスペース設定のうち、ユーザーとグループのみを管理する

利用者​

  • ユーザー : 一般的な利用者です。
  • 限定ユーザー : 特定のワークスペースのみ限定して利用させたい
  • ユーザーコード : 単一のメールアドレスを複数のユーザーで共有したい
  • 管理画面へのアクセス制限 : Hexabase UI アクセスを無効にする

アクセス制御​

  • グループ : ユーザーを階層構造で分類する
  • ロール : ユーザーとグループに対して、機能の利用を制御したい
  • アクセスキー : データの閲覧を制御したい