メインコンテンツまでスキップ

ステータス/アクション

Hexabaseを用いたシステム開発では、アイテムの状態(ステータス)と状態変化を起こすアクションを組み合わせることでワークフローを実現します。

ステータスによるワークフロー

Hexabaseでは、データストアの「ステータス」(status)というフィールドと「アクション」を組み合わせて、作業手順と進捗状況を管理するワークフローを実現します。

たとえば、タスク管理アプリケーションであれば、タスクのアイテムごとに「新規」「受付」「作業中」「確認」「完了」というステータスがあります。「アクション」で次の状態に遷移します。ステータスごとにアクションは異なっています。

たとえば「新規」ステータスになっているタスクアイテムは、「受け付ける」アクションを実行することで「受付」ステータスに遷移します。「受付」ステータスになっているタスクアイテムは「作業中にする」アクションか「新規に戻す」アクションを実行できます。

なお、ワークフローを分岐させるには「データストア設定」のルールを利用します。

アイテムを操作するアクション

Hexabaseでは、アイテムに対する操作を「アクション」と呼びます。ステータスを変更するアクションのほかに、アイテムの編集・複製・削除などが「アクション」の一種として用意してあります。また、アプリケーションの機能・操作に合わせてアクションを追加でき、アイテム詳細でアイテムの操作に利用できます。

データストアでは、任意のアクションをアプリケーション開発者・運営者がノンプログラミングで追加できます。アクションは、スクリプトの埋め込み、外部サービスの呼び出しが可能です。

ステータスの設定

データストア設定の「ステータス/アクション」タブでは、アイテムを操作するアクションやステータスを設定できます。

設定画面を呼び出す

ステータス/アクションは「データストアの設定」で呼び出します。

  1. データストア名の右にある「」ボタンをクリック
  2. メニューから「編集」を選択

  1. 「ステータス/アクション」タブをクリック

ステータスを追加する

新しいステータスを追加するには、次のように操作します。

  1. 「ステータス/アクション」タブの一番下にある「新しいステータスを追加」ボタンをクリック
  2. 「新しいステータスを追加」ポップアップで、ステータス名とステータスIDを入力
  3. 保存する」ボタンをクリック

ステータス名を変更する

ステータス名を変更するには、次のように操作します。

  1. ステータスの「鉛筆」アイコンをクリック
  2. ステータス設定パネルで、ステータス名を修正する
  3. 保存する」ボタンをクリック

ステータスの順番を変える

管理コンソールでのステータスの表示順を切り替えるには、ステータスの「︙︙」部分をドラッグします。

ステータスを削除する

ステータスを削除するには、次のように操作します。

  1. ステータスの「ゴミ箱」アイコンをクリック
  2. 「ステータスを削除」ポップアップで「削除」ボタンをクリック

アクションリスト

ステータスに対応するアクションは、アクションリストで設定します。 アクションリストは、ステータス右側の「」ボタンで表示できます。

ステータスのアクションを追加する

ステータスを操作するアクションを追加するには、次のように操作します。

  1. アクションリストの「」ボタンをクリック
  2. アクション操作パネルで必要事項を入力
  3. 保存する」ボタンをクリック

ステータスのアクション設定を変更する

アクションをクリックすると、そのアクションの設定パネルが表示されます。

ステータスのアクションを削除する

ステータスのアクションを削除するには、アクション設定パネルで「削除」ボタンをクリックします。

ステータスのアクション設定パネル

ステータスのアクション設定パネルでは、次の設定が可能です。

メニュー名

アクションボタンの表示名

アクションID

APIからアクションを呼び出すためのID

説明

アクションについての説明を記述できます。

ステータスをどこに移動しますか

アクション実行後に変更するステータスを指定します。

どの画面アイテムを使用しますか

アクション実行時に更新するフィールドを指定します。

このメニューを使用するのは誰ですか

このアクションを使用できるロールを指定します。

登録データを誰に公開しますか

このアクションで更新したアイテムにアクセスできるグループ・ロールを指定します。

アクションスクリプト

アクション実行時に呼び出せるスクリプトを指定します。

Hexabaseでは、アクションにJavascriptのコードを割り当てできます。これがアクションスクリプトです。

Webhook

アクション実行時に呼び出せるWebhookを指定します。

その他のアクションの設定

アイテムを操作するだけのアクションを利用できます。これは、その他のアクションで指定できます

アクションを追加すると、アイテム詳細でアイテムの操作に利用できます。

アクションを追加する

アクションを追加するには、次のように操作します。

  1. その他のアクションの「」ボタンをクリック
  2. アクション操作パネルで必要事項を入力
  3. 保存する」ボタンをクリック

アクションの設定を変更する

アクションをクリックすると、そのアクションの設定パネルが表示されます。

アクション設定パネルの内容は、ステータス変更先以外はほぼ共通です。

アクションを削除する

追加したアクションを削除するには、アクション設定パネルで「削除」ボタンをクリックします。

※デフォルトのアクションは削除できません